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2022/09/01

管理費と共益費についておさらい



◆管理費や共益費って何?

家賃とは別に毎月のランニングコストとして、管理費や共益費がかかる物件が多くあります。

この管理費や共益費はどうして家賃とは別に設定されているのでしょうか。

家賃はそのお部屋を借りるための費用ですが、管理費や共益費は、賃貸マンションやアパートの共用部分(居住者が共有して使用する建物の部分や設備等)の維持管理の用途に用いられるために設けられている費用となります。

なお、この管理費と共益費には明確な違いはなく、ほぼ同じ意味と捉えていただいて構いません。


◆共用部分のメンテナンスに用いられる

上述のとおり、マンションやアパートには居住者皆が共用で使う建物の部分や設備があります。

例えば、オートロックやエレベーター、宅配ボックスなどの設備が共用部分にあたりますし、駐輪場や駐車場、共用廊下や階段、エントランスなどの建物の部分も共有部分となります。

エレベーターは建築基準法という法律で定期的な点検と行政への報告が義務付けられますし、オートロックや給水ポンプなどは稼働する設備となりますので、メンテナンスが必要となりますし、故障した際などは当たり前ですが、直さなければなりません。

管理費や共益費はこのような共用部分の維持やメンテナンスに用いられます。


◆共用部の清掃や管理員さんの人件費にも

賃貸マンションやアパートには共用部の定期的な清掃が入ることがあります。そのような定期清掃費用や、その他にも消防設備点検や植栽の剪定工事なども管理費や共益費が当てられます。

また、賃貸マンションには管理員さんが定期的に勤務していたり、24時間ゴミ出しが可能な物件などであれば、ゴミの日にゴミ回収車が回収しやすいようにゴミ置場から外に出し、その後ゴミ置場を掃除してくれるような清掃員の方が定期的に勤務されていることがあり、そのような人件費にも管理費や共益費が当てられます。


◆共用施設が充実していればしているほど高額になる

昨今の大型マンションやタワーマンションなどには共用部に居住者用のフィットネスジムや、ゲストルーム、バーやお風呂などアメニティー施設が充実しているマンションもあります。

そのような共用施設が設置されていれば、それらの人件費やメンテナンス費用などもかかってきます。

また、機械式駐車場などが設置されていれば、機械式駐車場の定期メンテナンスなどにも充当されます。

共用施設や設備が充実したいればしているほど管理費や共益費は高額になっていく傾向にあります。

ですので、アパートよりも共用施設の多いマンションの方が管理費や共益費は高額になってきます。


◆まとめ

本日は管理費や共益費についてのおさらいでした。

ただ、気をつけて欲しいのはこの管理費や共益費というのは必ず設けられているわけではなく、分譲マンションなどをはじめとして、賃料に含まれている場合もあります。

賃貸物件では、賃料と分別して管理費や共益費を設定しなければならないというわけではなく、法的に決められているわけではないので間違っているわけではないのですが、必ず管理費や共益費が設定されているわけではないということは覚えておくと良いでしょう。

なお、アブレイズコーポレーション東京駅本店では不動産の賃貸について様々な記事を書いております。以下のリンクよりぜひご参照ください!


賃貸物件を借りる際の初期費用は何があるの?


賃貸物件の入居審査のポイントは?


家賃の支払い方法はどんな方法があるの?


礼金についておさらい


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